昨日に続いて
KTR 北近畿タンゴ鉄道の写真です。
今日はKTR8000形「タンゴディスカバリー」をご紹介します。
KTR8000形「タンゴディスカバリー」(福知山駅にて)
1996年に導入された特急形気動車で、北近畿タンゴ鉄道内だけではなく、JRの山陰本線や舞鶴線でも運用されています。
登場時は、福知山線系統の特急「タンゴディスカバリー」として新大阪駅〜久美浜駅間で運行されていましたが、
1999年の舞鶴電化にあわせ、京都と丹後地区を山陰線経由で結ぶ特急に変更されました。
2011年3月からは「タンゴディスカバリー」という列車名は廃止され、「はしだて」「まいづる」として運用されています。

車両側面

側面に描かれた「TANGO DISCOVERY」のロゴ

座席はリクライニングシートで、シートピッチは広く取られています。

乗務員室の後ろにはこのようなフリースペースが設けられています。

フリースペースの側面は大型の窓になっています。

フリースペースから見た客室

デッキと客室の間の扉

デッキと連結部
トイレと洗面所が設けられています。

洗面所

最後は「タンゴディスカバリー」外観をもう一枚(木津温泉駅にて)
個人的には、JR西日本の特急形車両283系「オーシャンアロー」とデザインがよく似ている気がします。
特に283系の貫通型先頭車側とは本当にそっくりで、初めてこの車両を見た時は見間違いました。
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いつもとは少し趣旨が変わりますが、今日からしばらく
先週行ってきた北近畿で撮影した写真をご紹介していきます。
まず、今日・明日は
KTR 北近畿タンゴ鉄道の写真です。
「丹後くろまつ号」(天橋立駅にて)
昨年4月に導入された「丹後あかまつ号」「丹後あおまつ号」に続き、
今年の5月に導入された観光型列車。
「『海の京都』の走るダイニングルーム」をコンセプトに、
車内にキッチンを備えた「レストラン列車」となっています。
「あかまつ」「あおまつ」「くろまつ」共に
KTR700形※を全面的にリニューアルした車両で、
デザインは水戸岡鋭治氏が手掛けています。

「丹後くろまつ号」

「丹後くろまつ号」

「丹後あかまつ号」
「丹後あかまつ号」「丹後あおまつ号」「丹後くろまつ号」の詳細は
https://ktr-tetsudo.jp/matsu/train/index.htmlをご覧ください。
残念ながら時間の都合で今回「あかまつ」「あおまつ」「くろまつ」に乗ることはできませんでしたが、
一般列車用としてリニューアルされた「コミューター車両」という車両に乗ることができたので、
ご紹介しておきます。
「コミューター車両」(木津温泉駅にて)
KTR800形※を一般列車用としてリニューアルした車両で、昨年10月に導入されました。
「丹後あおまつ号」車両と連結して運行する他、朝夕の通勤・通学時間帯にも運行されています。
デザインは「あかまつ」「あおまつ」「くろまつ」と同じく、水戸岡鋭治氏が手掛け
「あかまつ」にも馴染むような内外装になっています。

「コミューター車両」(天橋立駅にて)
隣には「丹後くろまつ号」が停車中です。

客用扉横のロゴマーク
車内を見ていきます。

座席は全席転換クロスシート

席によってモケットの柄が異なります。

なんとなくですが、阪急6300系のシートに少し似ている気がします。

カーテン

床は板張りです。

運転室・前面貫通扉付近

前面貫通扉の窓から

運転室

客用扉付近

客用扉の窓から

運転室妻面に貼られた運転室妻面に貼られた銘板や車番、路線図等

※KTR700形(KTR705)
オリジナルのKTR700形(トイレ付)・800形(トイレ無し)は1989年と1990年に導入されました。
「あかまつ」「あおまつ」「くろまつ」「コミューター車両」としての全面改装を受けていない車両は
基本的にこのような外観になっています。
(この車両では黄色に塗られていますが、客用扉と前面貫通扉は元々無塗装のステンレス)
北近畿 20140711-12 明日に続きます。