■和歌山県
カテゴリ:■和歌山県 の記事一覧
実は月の記事数が20を超えるのは昨年の10月以来13ヶ月ぶりなんです。
今月はもう少し更新できると思いますので、よろしくお願いいたします。
ということで、一昨日から10月に行ってきた南紀(和歌山県)編の続きです。
個人的なアルバム代わりみたいな面もありますので、
ゆるく見ていただければと思います(笑)
よって、キャプションも少ない目になります。あしからず。
新宮、
勝浦に続いて、今日は串本です。

JR串本駅
串本町和歌山県の南部、本州最南端に位置する町です。
陸繋島である潮岬と紀伊半島を繋ぐ砂州部分に広がる市街地には、
3つの商店街や大型商業施設が集まり町の中心地となっています。
平成26年10月31日の人口は17,765人となっています。

串本駅 駅前広場

串本駅 駅前広場

串本駅 改札口前
串本駅 JR西日本 紀勢本線の駅で、特急「くろしお」を含む全列車が停車します。
本州で最も南に位置する駅。
平成24年度の乗降客数は688人となっています。

3番ホームに停車中の特急「くろしお」号
ホームは2面3線(単式1面1線+島式1面2線)

駅前の商店街(東海岸通り)

駅前の商店街(東海岸通り)

続いて、潮岬を見ていきます。
潮岬(しおのみさき)
本州最南端の地。
紀伊半島と砂州で結ばれた陸繋島上にあります。
陸繋島は隆起海食台地となっており、地形は平坦ですが標高は60〜80mあり、
水面まではかなり高さがあります。

潮岬観光タワー
潮岬にある海抜100m、360度見渡せる展望台。
太平洋を一望できるオーシャンビューのレストランや土産物売場も併設されています。

潮岬観光タワーと望楼の芝
潮岬観光タワーの周辺は約10万㎡の大芝生が広がっています。
かつて海軍の望楼(物見櫓)があったところで「望楼の芝」と呼ばれています。

潮岬観光タワーから見た南東側

潮岬観光タワーから見た南東側
地球が丸いことが実感できます。

潮岬観光タワーから見た南西側


潮岬灯台

潮岬観光タワーから見た西側
なんとなく南国っぽい風景ですね。

潮岬南端部

潮岬南端部から

串本駅から潮岬まで乗ってきた熊野交通の路線バス
熊野交通新宮市を中心に和歌山県南部で路線バス事業、観光バス事業を行うバス事業者。
南海電鉄の連結子会社で、本社は新宮市にあります。
八咫烏のマークが格好いいですね。
串本のご紹介はここまで。
南紀 20141017-18は次回に続きます。
関連カテゴリー(南紀の鉄道編):
JR(京阪神以外)
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いつもとは趣旨が変わる部分がありますが、
昨日から10月に行ってきた南紀(和歌山県)で撮影した写真をUPしています。
個人的なアルバム代わりみたいな面もありますので、
ゆるく見ていただければと思います(笑)
よって、キャプションも少ない目になります。あしからず。
昨日の
新宮に続いて、今日は勝浦です。

JR紀伊勝浦駅
那智勝浦町和歌山県の南部、紀伊半島の南東部に位置する町です。
那智山の門前まち那智町と、温泉と漁業のまち勝浦町、さらに宇久井村・色川村の4ヵ町村が合併し、
昭和30年4月に誕生した町です。
那智山や勝浦温泉等、白浜温泉等と並んで和歌山県でも有数の観光地として知られています。
平成26年11月1日の人口は16,652人となっています。

紀伊勝浦駅 駅出入口(2階)
紀伊勝浦駅 JR西日本 紀勢本線の駅で、特急を含む全列車が停車します。
京都・大阪・和歌山方面からJR西日本の特急「くろしお」、
名古屋方面からのJR東海の特急「ワイドビュー南紀」が乗り入れています。
平成24年度の乗降客数は1,122人となっています。

紀伊勝浦駅 改札口前
駅舎は2階建てですが、待合室や切符売場、改札口等、駅設備はすべて2階にあり、
1階は観光協会や旅館組合等が入っています。

那智神社をイメージデザインのホームへの連絡通路

2・3番ホームから
ホームは2面3線(単式1面1線+島式1面2線)

駅出入口から駅前広場への階段

駅前広場

駅前にある「紀南における 鐵道発祥の地 新宮鐵道」の碑
大正から昭和初期に新宮市と那智勝浦町を結んで運行した旧新宮鉄道の開業100周年の際に設置されました。
新宮鉄道は紀南地方初の鉄道で、1912年、勝浦〜三輪崎(新宮市)間で仮営業を開始しました。
現在はJR紀勢線の一部となっています。

足湯「滝乃湯(たきのゆ)」

足湯「滝乃湯(たきのゆ)」

バスのりば

駅前の商店街を見ていきます。

駅前大通り
駅前から勝浦漁港方面にむかって伸びる商店街

駅前大通り

駅前大通りから見た駅前広場方面

いざかた通り商店街
駅前大通りと並行して伸びるアーケード商店街

いざかた通り商店街

いざかた通り商店街

築地通り
駅前大通り、いざかた通り商店街と並行して伸びる通り

築地ネオン会商店街
勝浦漁港日本有数のマグロ延縄の漁業基地で、静岡県の焼津漁港、神奈川県三崎漁港に次いで全国第3位の陸揚量、
生鮮マグロの水揚高は日本一を誇ります。

勝浦漁港

勝浦漁港

海上から見た勝浦漁港

海上から見た勝浦漁港
勝浦観光桟橋紀の松島めぐり遊覧船の他、ホテル浦島やホテル中の島への送迎船が発着しています。

勝浦観光桟橋

桟橋側から

桟橋に渡る通路から魚の群れが見えました。

桟橋の手前の方はホテル浦島行き送迎船乗り場となっています。

ホテル浦島とホテル浦島の送迎船

ホテル浦島の送迎船「第三浦島」

ホテル浦島の送迎船「浦島丸」

桟橋の奥の方からは、ホテル中の島への送迎船及び紀の松島めぐり遊覧船等が発着しています。

ホテル中の島の送迎船

ホテル中の島の送迎船に乗船します。
(この日はホテル中の島に宿泊しました)

送迎船から見た勝浦観光桟橋

送迎船から見た勝浦漁港

送迎船から見た
ホテル浦島ホテル浦島は総部屋数795室からなる巨大ホテルで、
洞窟温泉“忘帰洞”をはじめ館内に六箇所の温泉があり、
日帰りでも温泉巡りを楽しむこともできます。

送迎船から
目的地のホテル中の島も近づいてきました。
ホテル中の島南海電鉄の子会社株式会社中の島が経営している温泉旅館。
勝浦湾の入り口にある中ノ島全体が1つの旅館となっており、
源泉掛け流しの温泉の他、磯遊びや魚釣りなども楽しめます。
総部屋数139室で、ホテル浦島に比べると小さいですが、
こちらもかなりの大型旅館となっています。

エントランス

ロビー

館内からの眺望

館内からの眺望

島内の山上遊歩道からの眺望

島内の山上遊歩道からの眺望

島内の山上遊歩道からの眺望
藤本義一氏が命名した絶景露天風呂『紀州潮聞之湯』(写真は男湯)

勝浦のご紹介はここまで。
南紀 20141017-18は次回に続きます。
関連カテゴリー(南紀の鉄道編):
JR(京阪神以外)
いつもとは趣旨が変わる部分がありますが、今日から何回かに渡って
10月に行ってきた南紀(和歌山県)で撮影した写真をご紹介していきます。
個人的なアルバム代わりみたいな面もありますので、
ゆるく見ていただければと思います(笑)
よって、キャプションも少ない目になります。あしからず。
まず、その(1)として、今日は新宮市から

JR新宮駅
新宮市和歌山県の東南部、熊野川の河口に位置する市で、奈良県および三重県と接しています。
和歌山市に次いで和歌山県内で2番目にできた市で、熊野地方の行政、経済、文化、教育の中心都市として発展してきました。
平成26年11月1日の人口は30,961人となっています。
JR新宮駅JR西日本 紀勢本線の駅で、JR東海との境界駅。
(JR西日本が管轄する和歌山・大阪方面が電化、JR東海が管轄する三重・名古屋方は非電化)
平成24年度の乗降客数は2,090人となっています。

改札口前

1番ホーム
ホームは2面3線(単式1面1線+島式1面2線)ですが、
ホームの西側や南側には何本もの留置線やJR関連の施設があります。

八咫烏の関係か、Jリーグのチームのフラッグがたくさん掲げられています。

改札口・1番ホームから2・3番ホームへの地下道の階段

2・3番ホームから
1番ホームにはJR西日本の天王寺・新大阪方面行きの特急「くろしお」、
3番ホームにはJR東海の普通列車が停車していました。
駅周辺を見ていきます。

新宮駅 駅前広場

新宮駅 駅前広場
オークワ 新宮仲之町店新宮市の中心部にある大型ショッピングセンター。
かつては「ペアシティ新宮店」と名乗っていましたが、
郊外に同じオークワの郊外型大型商業施設「スーパーセンターオークワ南紀」が開業したことにより、
規模が縮小され「オークワ新宮仲之町店」と店名が改められました。
新宮はオークワ発祥の地でこの店舗はオークワ第1号店と言われています。

オークワ 新宮仲之町店
新宮市内には「オークワ新宮仲之町店」、「スーパーセンターオークワ南紀」の他に「イオン新宮店」もあります。
3万人都市に大型商業施設が3店舗も立地しているのは珍しいことだと思いますが、
新宮市がそれだけ周辺の市町村からも買い物客が集まる商業都市だということが伺えます。

オークワ 新宮仲之町店

オークワ 新宮仲之町店前から
仲之町商店街のアーケードが見えます。
仲之町商店街新宮市には市内に9つの商店街がありますが、この仲之町商店街が中でも一番メインだと思われます。

仲之町商店街 新宮駅側(東側)の入口付近

仲之町商店街 国道42号側(西側)の入口

国道42号

国道42号を越えてさらに西側、熊野速玉大社に向かいます。

熊野速玉大社 参道入口

入口鳥居

参道を奥に進んで行きます。

入口鳥居の方を振り返る

神門が見えてきました。

神門
熊野速玉大社(世界遺産)
本宮大社・那智大社とともに、一体として熊野三山と呼ばれ、
全国に3,000社余りに上る熊野神社の頂点に位置する神社。

拝殿

2004年 「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部としてユネスコの世界遺産に登録されました。


熊野速玉大社に隣接する「川原家横丁」

新宮参詣曼荼羅
続いて、新宮駅の西側にある「徐福公園」

徐福公園

楼門

楼門

徐福像

徐福公園内から
新宮市のご紹介はここまで。
南紀 20141017-18は次回に続きます。
関連カテゴリー(南紀の鉄道編):
JR(京阪神以外)
昨日・一昨日に引き続いて、
和歌山市駅周辺の特集(3)
今日は
改札内・ホームを中心にご紹介していきます。(2014年8月24日撮影)
【前回記事】
和歌山市駅 140824(1)駅ビル(コンコース等)・駅前広場和歌山市駅 140824(2)駅ビル(高島屋等)
3・4番ホームの駅名表示板と時刻表
和歌山市駅和歌山県和歌山市にある南海電車(南海本線・和歌山港線)のターミナルで、明治36年(1903年)に開業。
JR西日本の和歌山市駅〜和歌山駅間の電車も乗入れています。
3代目の駅舎となる「南海和歌山ビル」が昭和48年(1973年)に竣工し、
同時に高島屋和歌山店もオープンしました。
平成25年度の一日の乗降客数は、南海 17,569人+JR 3,426人=20,995人で、
1980年代までは拮抗していた和歌山駅※(JRのターミナル)の半分以下まで落ち込んでいます。
(※平成25年度の和歌山駅の乗降客数は、JR 39,312人+わかやま電鉄 5,289人=44,601人)

駅構内図
ホームは島式ホーム+櫛形ホームによる3面5線で、2・3番線は行き止まりになっています。
7番線(6番線と同一ホームの西側)は和歌山港線の普通車用のホームでしたが、現在は使われていません。
また、かつては2番線の南側(図右側)に1番線もありましたが現在は廃止され、跡地は駐車場になっています。
(ホームの屋根や跨線橋からの階段は今も残っています。)
■2番線 JR線(和歌山駅方面)
■3番線 加太線(加太方面)
■4番線 南海本線(なんば・関西空港方面)、一部和歌山港方面(四国連絡)
■5番線 南海本線(なんば・関西空港方面)、一部和歌山港方面(四国連絡)
■6番線 南海本線(なんば・関西空港方面)
各ホームは駅ビルの2階にある改札口から正面に伸びる跨線橋で結ばれています。

駅ビル2階にある改札口
改札口はこの1ヶ所のみです。

改札内に入ったところから見た跨線橋

発車案内板
最近では見る機会が減りましたが、南海では今も、時刻や行先、種別などを案内する表示板に
このパタパタ式(反転フラップ式案内表示機)を使用しています。

改札口の近くには、来年の秋に開催される
「紀の国わかやま国体・紀の国わかやま大会」の
カウントダウンボードが設置されています。
「南海そば」(改札内)

コンビニエンスストア
「アンスリー」(改札内)
1997年から京阪・南海・阪神の大手私鉄3社が共同で展開を始めた駅ナカのコンビニエンスストア。
阪急との経営統合に伴って、阪神は2009年に「アズナス」に転換され、現在は京阪と南海のみとなっています。

跨線橋の一番奥から見た改札口側
それでは、改札口側から順番に各ホームを見ていきます。
■2番線ホーム JR線(紀勢本線・和歌山駅方面)のりば
「紀勢本線」とは言っても和歌山駅以南の御坊・白浜方面に直通する列車はなく、
和歌山駅〜和歌山市駅間を2両編成のワンマン列車が1時間に1往復するのみという
支線的な路線になっています。(正式には支線ではありませんが)

2番線ホーム

3番線ホームから見た2番線ホーム
2番線ホームの左側は以前は3番線の降車ホームとして使用されていましたが、
現在は柵が設置されていて使用されていません。
■3番線ホーム 加太線(加太方面)のりば(写真左側)
■4番線ホーム 南海本線(なんば・関西空港方面)、一部和歌山港方面(四国連絡)のりば(写真右側)

2番線ホームから見た3・4番線ホームなんば寄り(東側)

3番線に停車中の加太行(7100系2両編成・ワンマン列車)
加太線の列車は以前は6番線から発着していた記憶がありますが、
いつの間にか3番線に移ったようです。

4番線に停車中の特急「サザン」なんば行
8両編成の内、なんば寄りの4両(自由席車両)は8000系、和歌山市寄りの4両(座席指定車両)は12000系となっています。
(この写真の車両は自由席車両の8000系です)

一つ上の写真「サザン」の後4両部分
座席指定車両12000系(5番線ホームから撮影)
■5番線ホーム 南海本線(なんば・関西空港方面)、一部和歌山港方面(四国連絡)のりば(写真右側)
■6番線ホーム 南海本線(なんば・関西空港方面)のりば(写真左側)

6番線に停車中の区急(区間急行)なんば行(1000系6両編成)
1992年の導入開始以来、もう20年以上になりますが、
個人的には南海の通勤型車両ではこの1000系が一番好きです。

和歌山市駅の北側には和歌山検車区が併設されています。(6番線ホームから撮影)

和歌山検車区(跨線橋から撮影)

最後は、跨線橋から見たホーム全景
ということで、3回に渡ってご紹介してきました「和歌山市駅 140824」以上で終了です。
今日のこの記事の更新時間である2014年8月31日19:30。「和歌山タカシマヤ」が約41年の歴史に幕を閉じました。
今回の記事は、和歌山出身の人間として、あまりの衰退ぶりに撮影していて寂しい気持ちになりましたし、
正直、載せるのが躊躇われるような写真もたくさんありましたが、現実から目を背けても何もなりませんし、
なんとかこれ以上衰退することのないよう、また少しでも活性化してくれることを願うばかりです。
昨日に引き続いて、
和歌山市駅周辺の特集(2)
今日は
高島屋和歌山店を中心に駅ビルのレポートです。(2014年8月24日撮影)
【前回記事】
和歌山市駅 140824(1)駅ビル(コンコース等)・駅前広場
和歌山市駅(南海和歌山ビル)
中央の階段から向かって右側(東側)の1階〜3階に高島屋和歌山店が入っています。
和歌山市駅和歌山県和歌山市にある南海電車(南海本線・和歌山港線)のターミナルで、明治36年(1903年)に開業。
JR西日本の和歌山市駅〜和歌山駅間の電車も乗入れています。
3代目の駅舎となる「南海和歌山ビル」が昭和48年(1973年)に竣工し、
同時に高島屋和歌山店もオープンしました。
平成25年度の一日の乗降客数は、南海 17,569人+JR 3,426人=20,995人で、
1980年代までは拮抗していた和歌山駅※(JRのターミナル)の半分以下まで落ち込んでいます。
(※平成25年度の和歌山駅の乗降客数は、JR 39,312人+わかやま電鉄 5,289人=44,601人)

南海和歌山ビルのフロア案内図
テープのようなもので隠されている部分がたくさんありますが、
かなり空室が多いようです。
高島屋和歌山店(和歌山タカシマヤ)
1973年(昭和48年)年「南海和歌山ビル」の1階〜3階の東側部分にオープンしました。
売場面積4,347㎡の小型店で、売場の構成は
1階は食料品/フレッシュマート
2階は化粧品/婦人雑貨/婦人服
3階は婦人服/紳士服/紳士衣料雑貨/催会場/ギフトサロン等
となっています。
売上は、1995年の年間約65億円をピークに、2013年2月期には約21億円まで落ち込んでいました。
長年に渡って営業不振が続いていましたが、今年3月の「イオンモール和歌山」オープンによってトドメを刺される形で、
8月31日で閉店することになりました。
かつて和歌山市内には、ぶらくり丁の丸正・大丸和歌山店、和歌山駅の近鉄和歌山店、
和歌山市駅の高島屋和歌山店と4件も百貨店があったのですが、90年代後半頃から相次いで閉店し、
高島屋の閉店後は、和歌山市内(和歌山県内)に残る百貨店は近鉄和歌山店のみとなってしまいます。

1階西側の入口付近
現在、各売場で閉店セールが行われています。
「閉店まであと8日」(8/24時点)という表示が切ないですね。

1階のフロアガイド


1階東側の入口

2階西側の入口付近
この入口は、昨日の
和歌山市駅 140824(1)駅ビル(コンコース等)・駅前広場でご紹介した
改札口前のコンコースを東側に進んだところにあります。

2階のフロアガイド

2階西側の入口付近
2階は化粧品や婦人雑貨、婦人服の売場になっています。

2階西側の入口付近

2階東側のバルコニー上の通路(写真左側が高島屋の売場)
西側同様の突き当たりには地上への階段があります。

通路から見た改札口方面

3階の売場
気になる高島屋の跡地ですが、
1階に食品スーパー「デイリーカナート」、
2階に100均ショップがそれぞれ9月26日に開業する予定です。(3階は未定)
続いて、「南海和歌山ビル」地下1階にある飲食店街「市駅横丁」も少しご紹介しておきます。

「市駅横丁」入口
2階の改札口への階段・エスカレーターと、高島屋の1階東側の入口に挟まれた部分にあります。

「市駅横丁」へのエスカレーター

エスカレーターを下ったところにある「市駅横丁」のフロアガイド
かつては、イタリア料理のチェーン店「カプリチョーザ」等大型店3店を含め
6店舗が営業していましたが、現在は焼肉店とラーメン店の2店のみとなってしまっています。
ここも厳しいですね。

「市駅横丁」

「市駅横丁」
「和歌山市駅 140824」次回に続きます。
このブログでは初の
和歌山編となりますが、今日から3回に分けて
和歌山市駅をご紹介をしていきます。
実家への帰省等で和歌山には年に何回かは必ず帰っている割に、なかなかブログで紹介する機会がありませんでしたが、
今回、和歌山市駅の駅ビルに入っている高島屋和歌山店がこの8月31日で閉店するということで、
最後に、営業中の様子を記録しておきたいと思って8月24日(日)に撮影してきました。

和歌山市駅(南海和歌山ビル)
和歌山市駅和歌山県和歌山市にある南海電車(南海本線・和歌山港線)のターミナルで、明治36年(1903年)に開業。
JR西日本の和歌山市駅〜和歌山駅間の電車も乗入れています。
3代目の駅舎となる「南海和歌山ビル」が昭和48年(1973年)に竣工し、
同時に高島屋和歌山店もオープンしました。
平成25年度の一日の乗降客数は、南海 17,569人+JR 3,426人=20,995人で、
1980年代までは拮抗していた和歌山駅※(JRのターミナル)の半分以下まで落ち込んでいます。
(※平成25年度の和歌山駅の乗降客数は、JR 39,312人+わかやま電鉄 5,289人=44,601人)
ついに高島屋和歌山店も閉店してしまいますが、近年和歌山市駅では利用者の激減や駅周辺の衰退も激しく、
和歌山出身の私としては寂しい限りです。
ということで、
今日はまず駅ビル内の改札外コンコースや駅前広場を中心にご紹介していきます。

駅前広場から見た「南海和歌山ビル」
地上7階・地下1階建。ターミナルの風格がある非常に立派な駅ビルです。
和歌山市内からさらに電車で20分ほど行った田舎町で育った私にとって、
小さい頃は和歌山駅の駅ビルや近鉄百貨店、ぶらくり丁の丸正百貨店や和歌山市役所などと共に
この和歌山市駅の駅ビルは都会の象徴のような建物でした。

駅ビル2階にある改札口・コンコースへの階段・エスカレーター
駅ビルだけを見ると高架駅のように見えますが、ホームは1階レベルにある地上駅です。
堺東駅も同じような構造ですが、南海はこういうの好きですね。

階段を上った正面 駅ビル2階にある改札口
改札口はこの1ヶ所のみです。

改札口の前から見た階段・エスカレーター

駅ビル2階・改札外コンコース
改札口やきっぷ売場の他、高島屋の入口(写真正面突き当たり)、店舗(喫茶店や旅行代理店等)が数件あります。

駅ビル2階・改札外コンコース東側 高島屋の入口

一つ上の写真の逆側 コンコース西側
今となっては、和歌山市駅周辺では貴重な存在となった喫茶店

一つ上の写真の部分を奥に進むと、このようにバルコニー状のスペースが通路になっており、
西端の突き当たりは地上への階段になっています。
(東側の高島屋が入っている方も同じような構造になっています。)
2階通路から見た駅前広場の写真を何枚か貼っておきます。

駅前広場の東側はロータリー及びタクシー乗場になっています。

駅前広場中央部分

駅前広場の西側にはバスタミーナルがあります。
通りを挟んで向かい側の大きいビルは「ファーストビル」で、商業施設やオフィスが入っています。
隣のビル数棟も含め、空室が目立ちます。

バスタミーナル
続いて、地上から見た駅前の様子です。

改札口正面の階段を下りた部分から。

通りの向こう側(南側)に渡ります。

横断歩道から
南側の和歌山城等へ通じる広い通りは「和歌山市駅前中央商栄会」という商店街になっています。

残念ながら、シャッター通りになりつつあるようです。

こちらは先程ご紹介した「ファーストビル」前の歩道です。
この辺りも昔に比べて随分と活気がなくなった感じがします。
普段あまりこういうことはブログに書かないんですが、
オレンジの自販機の右側から地下に下りると「devicespace HERON」というバーがあるんですが、
めちゃくちゃいい店です。
「和歌山市駅 140824」次回に続きます。