大丸心斎橋店 2015.01(1)〜 本館の外観・玄関付近 〜大丸心斎橋店 2015.01(2)〜 本館 その2 〜 に続いて、
今日は大丸心斎橋店「北館」のご紹介です。
(2015年1月撮影)

大丸心斎橋店 北館の西側 御堂筋の歩道から
大丸心斎橋店御堂筋と心斎橋の間に立地する老舗の百貨店で、1726年(享保11年)に開店。
1933年(昭和8年)には、ウィリアム・メレル・ヴォーリズ設計による現在の本館が完成。
2009年以降は、経営破綻により閉店した隣の「そごう心斎橋本店」の建物を買収し「北館」として活用。
本館・南館・北館を合わせた店舗面積は77,000m²となっています。
2013年度の売上高は約840億円で大阪市内では4位、全国でも17位となっており、
梅田店・京都店・神戸店・東京店・札幌店と共に「大丸」の主力店舗の1つとなっています。
大丸1717年(享保2年)京都で古着商「大文字屋」として創業。
ライバルの「高島屋」と同様、江戸時代に京都で発祥しその後本社・本店は長年大阪に置かれてきました。
2010年に松坂屋と経営統合し「大丸松坂屋」になった際、残念ながら東京に本社が移りました。

大丸心斎橋店 北館(御堂筋から)
大丸心斎橋店 北館(旧・そごう心斎橋本店)1830年(天保元年)十合伊兵衛が大阪の坐摩神社付近で開業後、1877年(明治10年)に心斎橋筋に移転。
1935年(昭和10年)には、村野藤吾設計によるアールデコ様式の地上8階・地下3階建ての「そごう大阪本店」※が完成。
(※後に「そごう大阪店」に改称)
ライバル関係だった「大丸心斎橋本店」と共に心斎橋の象徴的な存在だった「そごう大阪」ですが、
2000年にそごうの経営破綻により一旦閉店。
その後、解体された「そごう大阪店」の跡地に「そごう再生のシンボル」として
地下2階・地上14階・売り場面積約40000m²の建物(現・大丸心斎橋店 北館の建物)が建設され、
2005年に「そごう心斎橋本店」として再オープンしましたが、わずか4年後の2009年に再び閉店。
土地・建物は、大丸に売却され、改装後、2009年11月に大丸心斎橋店の「北館」としてオープンしました。
「そごう」も「高島屋」や「大丸」と共に、長年に渡って大阪のミナミに本社・本店が置かれてきましたが、
経営破綻からの西武百貨店との提携・統合、ミレニアムリテイリングの設立、セブン&アイ・ホールディングスの買収等、
紆余曲折あった後に、残念ながら「大丸」同様に東京に本社が移りました。
ということで、まずは外観や玄関付近を見ていきます。

大丸心斎橋店 北館(御堂筋から)
北館の左隣(北隣)は、そごう別館があったところで、
現在はLVMH(モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン)グループの高級ブランドが入居する
「エトワール心斎橋」というファッションビルになっています。

北館 御堂筋中央玄関

北館 御堂筋中央玄関

北館 地下1階地下鉄側玄関
本館 B2地下鉄側玄関と同様に、
地下鉄(御堂筋線・長堀鶴見緑地線)心斎橋駅の南側の改札口と直結しています。

北館 心斎橋筋南玄関

北館 心斎橋筋中央玄関
(2014年10月撮影/
大丸心斎橋店 20140921&1011から流用)
続いて、店内の様子です。

1階 通路

1階 エレベーターホール

1階から見たエスカレーター

地下2階〜3階にかけてのエスカレーター周辺は吹き抜けになっています。

12階「滝の広場」から
「滝の広場」を中心に12階〜14階は吹き抜けになっています。

12階「滝の広場」から

14階から

14階から

14階は、イベントホールと「大丸心斎橋劇場(旧「そごう劇場」)」があります。
時間的にこの日は出ることができませんでしたが、14階からは屋上にも出ることができます。
また、改めて今度は屋上からの景色もご紹介したいと思います。

「大丸心斎橋劇場」エントランス

大丸心斎橋店 本館(写真左側)と北館(写真右側)の間の道路から
奥には
御堂筋(大丸心斎橋店周辺) 2015.01でご紹介した「ホテル日航大阪」も見えます。
本館←→南館は、4・5・6・7階及び、地下と屋上に連絡通路があり直接行き来できるのですが、
本館←→北館の場合は、1階もしくは地下で一旦店の外に出ないと行き来できないのが少し不便な感じがします。
元々は完全なライバル百貨店同士だったわけですから仕方ないことなんでしょうけどね。

最後は、御堂筋の歩道から見た大丸心斎橋店 南館です。
今回、南館に関してはすっかり撮影し忘れてしまってまして・・。
屋上と共に、また改めてご紹介できればと思います。
大丸心斎橋店 2015.01 以上です。
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