
今年4月に完成した阿倍野歩道橋の名前が「鮨屋萬助・阿倍野歩道橋」になりました。
道路の維持管理などを目的に、大阪市建設局が募集していた阿倍野歩道橋のネーミングライツ(命名権)のパートナー企業が、
「小鯛雀鮨鮨萬」に決まり、阿倍野歩道橋の通称名が「鮨屋萬助・阿倍野歩道橋 」になりました。
契約料は年間360万円で、期間は3年間となっています。
「小鯛雀鮨鮨萬」は江戸時代から続く老舗のすし店で、「すし萬」など大阪市内を中心に多数の店舗を展開しており、
あべのハルカスにも2店舗を出店していいます。
以下は、「小鯛雀鮨鮨萬」さんのHPからの転載
あべのハルカス前の歩道橋の名前が「鮨屋萬助・阿倍野歩道橋」になりました!
この歩道橋は上から見るとアルファベットの「a」の形をしたデザインで、
日本一高いビル「あべのハルカス」とJR天王寺駅の駅ビル「天王寺ミオ」、「あべのキューズタウン」などをつなぐ、
新しい阿倍野のシンボルの一つとなっています。
歩道橋ネーミングライツは大阪市建設局が道路の維持管理費などに活用する目的ではじめた大阪の財政再建事業の一つです。
小鯛雀鮨鮨萬は、大阪の食文化として育てていただいたすべてのお客様に御礼の気持ちを込めて、この度、命名権を獲得いたしました。
命名は360周年を迎えた小鯛雀鮨鮨萬の創業者の名前「萬助」にちなみ「鮨屋萬助・阿倍野歩道橋」といたしました。
〈転載ここまで〉
ということで、歩道橋の5カ所に貼られた「鮨屋萬助・阿倍野歩道橋 」の木目調のシールを見ていきます。

北側から見ていきます。

近鉄前交差点北側部分

最も東側 JR天王寺駅と近鉄阿部野橋駅を繋ぐ通路

1つ上の写真の1つ西側。近鉄前交差点東側部分

近鉄前交差点西側部分

近鉄前交差点西側部分 少しズームで

近鉄前交差点南西角から

近鉄前交差点南側部分
以上、近鉄前交差点の東西南北の道路上と、JR天王寺駅と近鉄阿部野橋駅を繋ぐ通路部分、
計5ヶ所にシールが貼られています。
続いて、例によって歩道橋からの景色を少しご紹介しておきます。

阿倍野歩道橋から見た南側 あべの筋
あべの筋(都市計画道路長柄堺線)は、
大阪市北区から大阪府泉南市に至る主要地方道「大阪府道30号大阪和泉泉南線」の一部で、
あべの近鉄前交差点〜住吉区の遠里小野橋の区間を指します。
現在、阿倍野再開発事業の一環として、幅員を24mから40mに拡幅する工事中です。

あべの筋の天王寺駅前駅〜松虫駅間は阪堺電車(阪堺電気軌道)上町線との併用軌道区間となっており、
あべの筋の真ん中を路面電車が走っています。

阿倍野歩道橋から見た西側 尼崎平野線
近鉄前交差点であべの筋(谷町筋)と交差する尼崎平野線ですが、
阿倍野地区第二種市街地再開発事業の一環として、あべの筋と共に現在、幅員40mに拡幅工事中です。
最後は、阿倍野歩道橋から見た北西側

上町台地を貫通する掘割部を走るJR環状線と大和路線の複々線と、その上に架かる谷町筋の陸橋「阿倍野橋」。
掘割の向こう側に見える緑地は「天王寺公園」、さらにその奥に通天閣や難波のビル群が見えています。
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歩道橋の看板の字体がいい感じでかっこいいですね
スポンサーが変な企業になると汚い看板付けられますから…ぜひこのお寿司屋さんに次期もスポンサーになってほしいです
そうですね。僕も同感です。
「小鯛雀鮨鮨萬」に決まった時は結構否定的なこと言ってた人もいましたが、
この歩道橋の命名権はなかなか買い手が見つからないらしいですし、
3年間で1千万以上、けっして安くはない命名権を買ってくれた「小鯛雀鮨鮨萬」さんには
僕は本当に感謝してますよ。