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和歌山市駅 140824(1)駅ビル(コンコース等)・駅前広場

 
このブログでは初の和歌山編となりますが、今日から3回に分けて和歌山市駅をご紹介をしていきます。
実家への帰省等で和歌山には年に何回かは必ず帰っている割に、なかなかブログで紹介する機会がありませんでしたが、
今回、和歌山市駅の駅ビルに入っている高島屋和歌山店がこの8月31日で閉店するということで、
最後に、営業中の様子を記録しておきたいと思って8月24日(日)に撮影してきました。


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和歌山市駅(南海和歌山ビル)

和歌山市駅
和歌山県和歌山市にある南海電車(南海本線・和歌山港線)のターミナルで、明治36年(1903年)に開業。
JR西日本の和歌山市駅〜和歌山駅間の電車も乗入れています。
3代目の駅舎となる「南海和歌山ビル」が昭和48年(1973年)に竣工し、
同時に高島屋和歌山店もオープンしました。

平成25年度の一日の乗降客数は、南海 17,569人+JR 3,426人=20,995人で、
1980年代までは拮抗していた和歌山駅※(JRのターミナル)の半分以下まで落ち込んでいます。
(※平成25年度の和歌山駅の乗降客数は、JR 39,312人+わかやま電鉄 5,289人=44,601人)

ついに高島屋和歌山店も閉店してしまいますが、近年和歌山市駅では利用者の激減や駅周辺の衰退も激しく、
和歌山出身の私としては寂しい限りです。



ということで、
今日はまず駅ビル内の改札外コンコースや駅前広場を中心にご紹介していきます。

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駅前広場から見た「南海和歌山ビル」

地上7階・地下1階建。ターミナルの風格がある非常に立派な駅ビルです。
和歌山市内からさらに電車で20分ほど行った田舎町で育った私にとって、
小さい頃は和歌山駅の駅ビルや近鉄百貨店、ぶらくり丁の丸正百貨店や和歌山市役所などと共に
この和歌山市駅の駅ビルは都会の象徴のような建物でした。




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駅ビル2階にある改札口・コンコースへの階段・エスカレーター
駅ビルだけを見ると高架駅のように見えますが、ホームは1階レベルにある地上駅です。




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堺東駅も同じような構造ですが、南海はこういうの好きですね。




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階段を上った正面 駅ビル2階にある改札口
改札口はこの1ヶ所のみです。




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改札口の前から見た階段・エスカレーター




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駅ビル2階・改札外コンコース
改札口やきっぷ売場の他、高島屋の入口(写真正面突き当たり)、店舗(喫茶店や旅行代理店等)が数件あります。




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駅ビル2階・改札外コンコース東側 高島屋の入口




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一つ上の写真の逆側 コンコース西側
今となっては、和歌山市駅周辺では貴重な存在となった喫茶店




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一つ上の写真の部分を奥に進むと、このようにバルコニー状のスペースが通路になっており、
西端の突き当たりは地上への階段になっています。
(東側の高島屋が入っている方も同じような構造になっています。)




2階通路から見た駅前広場の写真を何枚か貼っておきます。

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駅前広場の東側はロータリー及びタクシー乗場になっています。




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駅前広場中央部分




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駅前広場の西側にはバスタミーナルがあります。
通りを挟んで向かい側の大きいビルは「ファーストビル」で、商業施設やオフィスが入っています。
隣のビル数棟も含め、空室が目立ちます。




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バスタミーナル




続いて、地上から見た駅前の様子です。

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改札口正面の階段を下りた部分から。




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通りの向こう側(南側)に渡ります。




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横断歩道から
南側の和歌山城等へ通じる広い通りは「和歌山市駅前中央商栄会」という商店街になっています。




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残念ながら、シャッター通りになりつつあるようです。




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こちらは先程ご紹介した「ファーストビル」前の歩道です。
この辺りも昔に比べて随分と活気がなくなった感じがします。

普段あまりこういうことはブログに書かないんですが、
オレンジの自販機の右側から地下に下りると「devicespace HERON」というバーがあるんですが、
めちゃくちゃいい店です。


「和歌山市駅 140824」次回に続きます。
 
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392:

私が住んでいたので、阪和間と阪神間、あるいは神姫間はよく比較するのですが、一番の違いは最終到達のターミナルが一駅になっている三宮、姫路と二駅の和歌山の違いです。
人口規模が同じの姫路と比較しても、駅前開発の行政の力の入れようの違いは歴然です。
姫路は大阪への通勤都市で乗降客もJR和歌山の倍以上ですが、それでも郊外のイオンモールに押され、姫路駅前や中心部も衰退していた。
しかし、「パソコンと超高層ビル」のブログに詳細に載っているとおり、駅前は何十年とかかった姫路市悲願の、あの田中角栄もびっくりした超大規模再開発の完成で以前と同じように活気が戻りつつあります。
三宮なんか逆立ちしても敵わない凄い駅前で、県庁を神戸にとられた姫路の執念のようなものを感じます。

私も相当前保養所が加太にあり、親会社が和歌山にあった関係で和歌山によくいったのですが、市駅がここまでの寂れるとは残念です。
JR和歌山駅前もそんなに繁華でなく、ぶらくり丁が寂れた現在、郊外に商業の中心が移り、完全に車社会になったとしか思えないようですが。どうなんでしょう。
福井市なんかがそうです。中心部はすたれているが、郊外は大型店や大型専門店の大集積でびっくりします。

それと南海は堺東ではそれなりの百貨店をつくったのに、なんで市駅は超小型にしたのか。乗降客数減少の一因として南海が流通部門を持っていないつけが出ているようですね。

二駅でも悲観することはなく、阪急と阪神とJRの三駅の西宮市では、阪急が執念を燃やし、6万㎡の巨大SCを阪急北口駅前に作ったので、周辺の郊外型を圧倒し、三宮のそごうを超える600億以上の売上を上げ、周辺も一気に活性化しています。
和歌山も何か活性化の方法はあるかもしれませんよ。


2014.09.01 00:13 masa #- URL[EDIT]
400:masaさん

masaさん

「超高層ビルとパソコンの歴史」や「Re-urbanization -大阪再都市化-」等で、
よく取り上げられていますが、確かに姫路駅前周辺の再開発は凄まじいですね。

市の人口や産業、地形、京阪神からの距離等々、いろんな面で元々
姫路市と和歌山市はかなり似ていたと思うんですけど、
今となってはかなりの差がついてしまいましたね。。

masaさんが仰られるように、
姫路はJRと私鉄のターミナルが1ヶ所に集まっている上、
繁華街もその姫路駅駅前を起点に北側の姫路城に向かって広がっているのに対して、
和歌山はJRと私鉄のターミナルが離れている上、繁華街(ぶらくり丁)は
どちらのターミナルからも微妙に距離がある中途半端な位置にあって、
(後からできたターミナルがぶらくり丁から離れた場所にできてしまったと言うべきでしょうか)
市街地の核が3ヶ所に分散してしまったというのが原因の一つかもしれませんね。
あとは、
後背地人口の差や、国土軸上と半島部という立地の違い、
現存天守閣で世界遺産の姫路城と、規模はそれなりに大きいですが再建天守閣である和歌山城の差
等々も考えられますね。



> JR和歌山駅前もそんなに繁華でなく、ぶらくり丁が寂れた現在、郊外に商業の中心が移り、完全に車社会になったとしか思えないようですが。どうなんでしょう。

そうですね。 JR和歌山駅前も今の和歌山市の中心部の中では断トツでマシな方ではありますが、
けっして栄えているわけではなくて、ギリギリ県庁所在地のターミナルの体を成しているというレベルで、
masaさんが車社会や郊外化の例としてあげている福井市なんかの方がまだ全然活気がある感じですね。

(福井市は北陸三県の県庁所在地では最も影が薄く人口も20万人台しかいないという先入観から
和歌山市よりもっと酷く寂れてるんだろうなと思っていましたが、
数年前に実際に福井市内をゆっくり歩いてみて、和歌山市より全然マシで驚きました。
あとは、四国の4県庁所在地では最も影が薄く人口も福井市と同じ位の徳島市なんかも同様ですね。
福井も徳島も和歌山同様、郊外化や車社会化は深刻だと思いますが、
電車で約1時間800円の運賃で難波や天王寺に出られてしまう(車でも高速を使えば1時間弱)
和歌山市に比べると、京阪神という大都市圏から少し距離があるので、
それなりの拠点性を保てているのかなと、個人的には分析しています。)



> それと南海は堺東ではそれなりの百貨店をつくったのに、なんで市駅は超小型にしたのか。乗降客数減少の一因として南海が流通部門を持っていないつけが出ているようですね。

それは思いますね。
実際に行ったことのない人は多分、駅ビルの規模や外観、県庁所在地のターミナルというイメージから
和歌山市駅の高島屋を一般的な百貨店だと思っていることだと思いますが、
正直あそこは1件の百貨店としてカウントするのも憚られるような超小型店なんですよね。
(駅の高架下にテナントとして入ってる宝塚阪急や近鉄東大阪店(布施)に比べても売場面積は小さく、
売上も宝塚阪急の約1/4、近鉄東大阪店の約1/2しかないんですよね…)
せめて、堺東くらいの規模があれば、近鉄や郊外店舗にももう少し対抗できたような気はしますし、
和歌山市駅の衰退ももう少しマシだったかもしれません。
南海は、難波の難波CITYや難波パークスは素晴らしいと思いますが、郊外は弱いですね。
高島屋のイメージが強いですが、大阪の大手私鉄では唯一自前の百貨店も持っていませんもんね。



> 二駅でも悲観することはなく、阪急と阪神とJRの三駅の西宮市では、阪急が執念を燃やし、6万㎡の巨大SCを阪急北口駅前に作ったので、周辺の郊外型を圧倒し、三宮のそごうを超える600億以上の売上を上げ、周辺も一気に活性化しています。
> 和歌山も何か活性化の方法はあるかもしれませんよ。

西宮はすごいですね。阪急の商売の上手さや阪神間の人口やスケールのすごさを実感します。
京阪沿線の京阪百貨店や京阪モールもすごいですが。

和歌山市は・・ いろいろと悪い条件が重なり過ぎて、正直、希望が見えないんですよね。。残念ながら。
来年の国体終了後はさらに経済が悪化するらしいです。。近鉄撤退の噂もありますし。

2014.09.02 05:14 MIYA(@miya_osaka) #- URL[EDIT]
534:

・三井住友となります。その影響で、姫路は今は信金王国です。
 新聞社も、鷺城新聞という播磨の有力紙がありましたが、1県1紙で神戸新聞になりました。
 そういう意味で、近畿の類似都市である和歌山は姫路にとってほんとうにうらやましい存在です。
 「県庁を神戸にとられた執念のようなものを感じます。」というお言葉、姫路以外の方が述べていただいていることに、涙が出るほどうれしく思います!
 

2015.10.04 21:14 もっちゃん #- URL[EDIT]
535:

 姫路市民です。時間が経ってのコメント失礼します。播磨の地元の有志で重厚な飾磨県庁舎ができたすぐ後、知らないうちに兵庫県に併合され、その経緯も闇の葬られたまま、今の兵庫県が続いています。
 大正期に開校した旧制姫路高校は、戦後1県1国立大学の方針で神戸大学に併合され、神戸大学姫路分校になりましたが、そのうち校舎も神戸に行ってしまいました。
 銀行は、国立第三十八銀行を引き継いだ三十八銀行がありましたが、神戸銀行に合併され、太陽神戸銀行→さくら銀行→(その後、上記参照してください)

2015.10.04 21:22 もっちゃん #- URL[EDIT]

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解体工事が始まっている南海和歌山市駅ビルを見に行ってきました。