途中で止まったままになってしまっていた 京都「三条通」編の続きです。
ちょっと1月終盤からバタバタしていて、10日以上放置したままになってしまっていました・・。
いつも申し訳ございません。

三条通と寺町通の交差点付近 「三条名店街」西側入口
三条通
東端の京都市山科区四宮から西端の右京区の嵐山まで続く東西約15kmの通り。
鴨川に架かる「三条大橋」は東海道の西の起点で、古くから京都の中心部として繁栄してきました。
河原町通との交差点「河原町三条」から千本通・後院通と交差する「千本三条」にかけて中心部の約2.5kmの区間は、
アーケードが設置された商店街や、店舗が建ち並び人通りが多い一方通行の狭い通りとなっていますが、
「河原町三条」以東と「千本三条以西」では比較的道幅が広く、京都市内の東西の幹線道路となっています。
今日は「寺町三条」から「三条大橋」東詰にある京阪三条駅付近にかけての
約500mを見ていきます。(撮影日の記載が無い写真は2014年4月撮影です。)
■「千本三条」〜「寺町三条」までのレポート
三条通 2014(1)千本三条 〜 堀川三条(三条会商店街)、
三条通 2014(2)堀川三条 〜 烏丸三条 、
三条通 2014(3)烏丸三条 〜 寺町三条

「三条名店街」西側入口

1つ上の写真「三条名店街」西側入口付近から見た南側
「寺町京極商店街」(寺町通)の入口
寺町通
新京極通の1つ西側。北端の紫明通から南端の五条通まで続く南北約5kmの通り。
丸太町通から二条通までは「寺町会」、二条通から御池通までは「京・寺町会」、
御池通から三条通までは「寺町専門店街」、三条通から四条通までは「寺町京極商店街」と、
趣の異なる商店街が続いています。

寺町京極商店街
「寺町京極商店街」は寺町通の中でも最も賑やかな商店街で、
すぐ東側を平行する「新京極」と共に、京都を代表する繁華街(商店街)となっています。
「寺町京極商店街」や「新京極」に関しては、昨年12月にUPした
四条通 2014.11(3)〜 新京極・寺町 等〜 で、もう少し詳しくご紹介していますので、
そちらもご覧いただければと思います。

「三条名店街」西側入口付近から見た寺町通の北側
御池通までアーケードが続いています。
三条通に戻りまして、

三条名店街
三条通の寺町から河原町にかけて東西200m弱の商店街で、アーケードが設置されています。
「新京極」や「寺町京極商店街」と共に、京都を代表する繁華街の中心となる商店街です。
京都で最も歴史がある商店街だそうです。

アーケードの天井に設置されているカリオン
写真右側は「三条名店街」とT字型に交わる「新京極」です。

「三条名店街」から見た「新京極」
新京極
河原町通り通りの約150m西側、三条通〜四条通間の南北約600mの商店街
※詳細は、四条通 2014.11(3)〜 新京極・寺町 等〜 をご覧ください。

まもなく「河原町三条」です。

「河原町三条」交差点から見た「三条名店街」東側入口

「河原町三条」交差点から見た河原町通

「河原町三条」交差点から見た三条通の東側
「河原町三条」以東は道幅が広くなり、京都の中心部と東山や山科方面を結ぶ幹線道路となっています。
夜の写真なのでわかりにくいですが、この先約200mのところに「三条大橋」があります。

河原町通と「三条大橋」の間 木屋町通との交差点から見た三条通
この辺りは「三条小橋商店街」と言うそうです。

三条通から見た木屋町通と高瀬川

「三条小橋」から見た高瀬川と川沿いの商業施設

高瀬川が増水したらどうなるんやろう・・っていうのが気になりますが、
川面に近いテラス席がいいですね。

「三条大橋」(東詰から)
三条大橋
鴨川に架かる三条通の橋。東海道の西の起点で、古くから京都の中心部として繁栄してきました。
現在の橋は1950年(昭和25年)に架けられたものですが、
擬宝珠は1590年(天正18)に豊臣秀吉が大改修したときの銘入りのものが残っているそうです。

「三条大橋」(東詰から/2013年8月撮影)

「三条大橋」から見た南側(2013年8月撮影)
鴨川と、鴨川西岸に設けられた「床(ゆか)」
写真手前の方には「先斗町歌舞練場」も見えています。
「先斗町歌舞練場」は昭和2年(1927年)に完成した建物で、大阪松竹座(大正12年)等を手がけ
劇場建築の名手といわれた大林組の技師・木村得三郎氏によって設計されました。
1872年から続く「鴨川をどり」(毎年5月1日~24日開催)や先斗町歌舞会主催の行事以外にも、
コンサートや日本舞踊、発表会、講演会等々、様々なイベントが開かれています。

最後は、「三条大橋」東詰にある京阪 三条駅の出入口
京阪本線・鴨東線(地下線)の他、地下鉄東西線も乗入れる地下駅です。
4回に渡ってご紹介してきました京都「三条通」編(2014)一旦ここまでです。
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- 四条通 2014.11(3)〜 新京極・寺町 等〜 (2014/12/19)
- 四条通 2014.11(2)〜 四条河原町周辺 〜 (2014/12/18)
- 四条通 2014.11(1)〜 四条大橋周辺 〜 (2014/12/17)
- 二条駅 2014.04(3) (2014/08/14)
このサイトはある一面だけを紹介するのてなく、とことん紹介してくれているので、本当に貴重です。
京都の都心部、今回紹介の三条だけでも広いのに、四条、祇園があり、驚くほど広い。
戦前、京都は東京、大阪、神戸に次ぎ人口四位の大都市という面が垣間見れ、札幌、名古屋、福岡の戦後急成長大都市との違いがよくわかった貴重な写真に思えた。
それは単に広さだけでなく、近代建築にも表れている。
話は逸れるが、今回発表の人口動向で関西の衰退、完全ローカル化がよりはっきりした。
関西からの流出=関東への流入の構図で、企業活動の拠点の移動が今まで以上に鮮明化した。
活況の観光なのにこの衰退。観光では衰退は止められないのに経済界も行政も国策に沿い、地方は観光とばかり、関経連セミナーでは観光振興のオンパレード。全くやる気なし。
成長する東アジアで一分野でもビジネス拠点とするという意欲も、対策検討のかけらもない。
国は今や安保で精一杯で、IRなんて眼中にない。
大阪も京都同様化石都市化やむなしかと懸念する今日この頃です。
※イスラム国に対しては関連のブログが強制閉鎖され、続けるブログは少ないですが、そんななか「文殊菩薩」というブログが悲壮な覚悟で続けています。参考まで。
masa さん
いつも本当にありがとうございます。
ここ最近またバタバタしてまして更新が止まりがちになってしまって、
非常に申し訳ないのですが、今後もよろしくお願いいたします。
京都の市街地や都心(繁華街・オフィス街)は、思いの外広いんですよね。
長年日本の都が置かれ続けて、江戸時代や明治時代は大阪・東京と共に日本の三大都市の一角だった都市ですもんね。
今は東京や大阪に比べると規模も経済も相対的にかなり小さくなってしまいましたが、
やはり今も単なる観光都市ではなくて、日本を代表する大都市の1つですよね。
> 話は逸れるが、今回発表の人口動向で関西の衰退、完全ローカル化がよりはっきりした。
> 関西からの流出=関東への流入の構図で、企業活動の拠点の移動が今まで以上に鮮明化した。
> 活況の観光なのにこの衰退。観光では衰退は止められないのに経済界も行政も国策に沿い、地方は観光とばかり、関経連セミナーでは観光振興のオンパレード。全くやる気なし。
> 成長する東アジアで一分野でもビジネス拠点とするという意欲も、対策検討のかけらもない。
> 国は今や安保で精一杯で、IRなんて眼中にない。
> 大阪も京都同様化石都市化やむなしかと懸念する今日この頃です。
そうなんですよね。。
最近、バタバタしていてあまりゆっくり記事等を見れてないんですが、
ツイッターでちらっとその見出しを見てショックを受けました。。
僕もmasaさんと同じことを思ったんですが、近年大阪の観光が活況なのは素晴らしいことなんですけど、
やっぱり観光だけでは根本的な大阪復活にならないんですよね。
経済や企業の東京一極集中が続く限り大阪の経済や人口のジリ貧は止まらないでしょうね。
細々とではありますが僕も大阪で商売をしてて個人的な印象では、大阪の経済悪化する一方ですね。
本当に厳しいですね。
安倍政権以降のマスコミの景気回復アピールがただただ虚しいといか、苛立ちしか感じないですね。
最終的には国の統治機構の改革や道州制を実現してもらいたいですが、
まずは、どこまで効果があるのか正直未知数ですが当面は大阪都構想の実現やIRの誘致に
期待するしかないのかなあ…という感じですね。僕個人的には。
> ※イスラム国に対しては関連のブログが強制閉鎖され、続けるブログは少ないですが、そんななか「文殊菩薩」というブログが悲壮な覚悟で続けています。参考まで。
「文殊菩薩」見たことあります。すごいブログですよね。
またゆっくり見てみます。ありがとうございます。