
土佐堀通から見た住友ビルディング(三井住友銀行大阪本店)
中之島周辺 2015.6(1)淀屋橋 等 、
中之島周辺 2015.6(2)中之島から見た「住友村」 等
に続いて、
夜景を中心に中之島・淀屋橋周辺の写真をUPしていきます。
今日は「住友ビルディング」をご紹介します。
(2015年6月4日撮影)

住友ビルディング(三井住友銀行大阪本店)
1926年(大正15年)に完成した住友グループの「総本山」や「象徴」と言えるビル。
当時は住友銀行(現三井住友銀行)の他、住友信託銀行、住友生命、住友林業、住友化学など
グループ各社が入居していましたが、昭和37年からは住友銀行の単独所有となり、
現在は三井住友銀行の大阪本店となっています。

老朽化により一時は取り壊して建て替える案もあったそうですが、
住友グループのシンボルとしての歴史的な価値を重視し、
2013年3月から約2年かけて耐震補強を中心に改修が進められてきました。
耐震補強や防災機能の強化、省エネ化の他、1階の旧事務室のスペースを応接エリアに改造。
建設当時から残るステンドグラス(面積:約108㎡・ガラス:3635枚・天井の高さ:約6m)には
LED照明が設置され、1989年に防水シートで覆われて以来26年ぶりに光を取り戻しました。
改修工事が終わった5月19日以降、平日の夕方〜午後9時までライトアップが行われています。
昨日の中之島周辺 2015.6(2)中之島から見た「住友村」 等では、
主に対岸の中之島からの写真をUPしましたが、今日はさらに近くから撮った写真をUPしていきます。

北東側から見た住友ビルディング(三井住友銀行大阪本店)と土佐堀通

土佐堀通沿い・北東側から
黄土色の外壁は竜山石とイタリア産大理石を粉砕して成形したブロックで作られているそうです。

北側(土佐堀通沿い)の玄関
東側と西側にも同じような玄関があります。

玄関上の看板部分「SUMITOMO MITSUI BANKING CORPORATION」
日本語表記では「三井住友銀行」ですが、
英語表記では「Sumitomo Mitsui Banking Corporation」となり、略称は「SMBC」です。
日本語と英語で合併前の銀行名の順序が前後逆になっています。
当然ですが、経営統合前の住友銀行時代はこの部分が「SUMITOMO BANK」となっていました。

北側(土佐堀通沿い)の玄関

北側(土佐堀通沿い)の玄関

土佐堀通沿い・北西側から

北東角

北東角の外壁上部には三井住友銀行のロゴ(「ライジングマーク」+「SMBC」)が
取り付けられています。

東側・住友ビル本館との間の通りから
北側(土佐堀通沿い)と外壁のデザインや建物の幅、玄関の位置はほぼ同じです。

南東角から
ここから見ると少し雰囲気が違います。

南東側から見た住友ビルディング(写真右側)と南側の通り
南側の面のみ、他の3面と外壁のデザインや、窓や玄関の形・大きさが異なります。
通りを挟んで写真左側(南側)の建物は住友ビル2号館

西側・阪神高速1号環状線側から
北側(土佐堀通沿い)や東側とよく似た造りです。

北西角
北東角の外壁上部には「ライジングマーク」+「SMBC」でしたが、
こちらは「三井住友銀行」の縦組の和文行名ロゴが取り付けられています。
中之島周辺 2015.6 次回に続きます。
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