
あべのハルカスをはじめとする天王寺・阿倍野のビル群と「てんしば」
(2017.5.2撮影)
天王寺公園 170502(1)てんしば編1、
天王寺公園 170502(2)てんしば編2、
天王寺公園 170502(3)てんしば編3に続いて
「てんしば」を中心に、2017年5月2日に撮影した天王寺公園の写真をUPしていきます。

あべのルシアス15階から見た天王寺公園付近(2017.4.24撮影)
天王寺公園
JR天王寺駅の北西側、大阪市天王寺区茶臼山町にある市立公園です。
総面積26.0haの園内には、1915年(大正4年)開園の天王寺動物園をはじめ、
市立美術館、旧住友家の名園慶沢園、茶臼山、河底池等があります。
2015年10月には、公園南東部のエントランスエリアが
「てんしば」エリアとしてリニューアルオープンました。
「てんしば」
JR天王寺駅方面からの入口となる南東部のエントランスエリアに、2015年10月にオープン。
面積は約25,000平方メートル。約7,000平方メートルの広大な芝生広場を中心に
カフェや各種レストランをはじめ、コンビニエンスストア、産直市場、ゲストハウス、
子どもの遊び場、ドッグラン、フットサルコート等、多彩な施設が立地しています。
「てんしば」についての詳細は、公式HP https://www.tennoji-park.jp/ をご覧ください。
今日は「てんしば」と大阪市立美術館方面を結ぶ
陸橋の周辺を中心に見ていきます。

「てんしば」と大阪市立美術館方面を結ぶ陸橋
(2017.5.2撮影)
陸橋を渡って大阪市立美術館方面へ向かいます。

1つ上の写真の階段を上ったところ
陸橋の上から振り返った南側「てんしば」方面
(2017.5.2撮影)

陸橋の上から見た南東側
あべのハルカスをはじめとする天王寺・阿倍野のビル群と「てんしば」
(2017.5.2撮影)

陸橋の上から見た南東側
あべのハルカスをはじめとする天王寺・阿倍野のビル群と「てんしば」
(2017.5.2撮影)

陸橋の上から見た東側(2017.5.2撮影)
陸橋の下はこのような通路が通っています。
この通路は「てんしば」エリア、大阪市立美術館・慶沢園・茶臼山等のエリア、
天王寺動物園という3つの大きなエリアの境目を通っており、
天王寺公園内を横断する形で、周辺の天王寺・阿倍野方面、
新世界方面、一心寺や松屋町筋の方面を結んでいます。

通路から見た陸橋(2017.5.2撮影)

陸橋の上から見た東側(2017.5.2撮影)
旧黒田藩屋敷長屋門(黒田門)
江戸時代中期の数少ない蔵屋敷遺構のひとつで、
中之島周辺にあった黒田藩屋敷の長屋門が移築されたものです。
上の写真の公園内通路から大阪市立美術館・慶沢園エリアへの入口になっています。

陸橋の上から見た南西側 天王寺動物園方面
(2017.5.2撮影)

陸橋の上から見た東側(2017.5.2撮影)
新世界方面、一心寺や松屋町筋の方面へ続く公園内通路
少し脱線しますが、
この先の通路の様子もご紹介しておきます。

(2017.5.2撮影)
この辺りは上町台地の西端の崖線に位置しているので、
このような坂道になっています。

(2017.5.2撮影)
個人的な話ですが、自転車や徒歩で天王寺・阿倍野〜松屋町筋を行き来する時に
ショートカットとしてよくこの通路を通るのですが、
信号がない上、歩行者や自転車しか通らないので快適で安全ですし
緑に囲まれて環境も気持ちいいので、好きな道です。

(2017.5.2撮影)
ということで、
また陸橋の上に戻りまして

陸橋の上から見た北側 大阪市立美術館方面
(2017.5.2撮影)

陸橋の上から見た北側 大阪市立美術館前の広場
(2017.5.2撮影)

森の向こうには通天閣が見えています。
(2017.5.2撮影)

通天閣(2017.5.2撮影)
この日は、江崎グリコの人気菓子「カプリコ」をイメージした
こいのぼりが付けられていました。

陸橋のスロープ部分から見た大阪市立美術館
(2017.5.2撮影)

大阪市立美術館側から見た南側「てんしば」方面
(2017.5.2撮影)
中央の階段は「てんしば」から渡ってきた陸橋の階段です。

大阪市立美術館側から見た陸橋の階段
(2017.5.2撮影)

階段の横に設置された「いのちいきいき」像
(2017.5.2撮影)

南西側から見た大阪市立美術館
(2017.5.2撮影)
大阪市立美術館
大阪市立美術館は、市民が優れた美術文化に接する機会を提供し、生活に潤いをもたらすとともに、
美術家の活動を助成し、広く大阪の文化振興に資することを目的として、昭和11年5月に開館しました。
美術館は天王寺公園の中に位置していますが、その敷地は住友家の本邸があった所で、
美術館の建設を目的に庭園(慶沢園)とともに大阪市に寄贈されたものです。
美術館は設立当初の本館と、平成4年に美術館の正面地下に新設した地下展覧会室からなります。
地上3階、地下2階からなり、本館陳列室では、特別展覧会やコレクション展示を開催しています。
平常展示では購入や寄贈によって集まった日本・中国の絵画・彫刻・工芸など
8000件をこえる収蔵品と、社寺などから寄託された作品を随時陳列しています。
これらの作品には国宝や重要文化財に指定された作品も多く含まれています。
また地下展覧会室では、常時様々な美術団体が主催する展覧会を開催しています。
本館地下には美術館に付設されている美術研究所があり、
素描、絵画、彫塑の実技研究を行っています。
(大阪市立美術館のHPより)
■開館時間:午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
■休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合は開館し、翌日休館)
年末年始 (12月28日~1月4日)・展示替え期間
■観覧料:一般:300円(団体150円)・高大:200円(団体100円)
大阪市立美術館についての詳細は、
公式HP http://www.osaka-art-museum.jp/ をご覧ください。

大阪市立美術館の南側(2017.5.2撮影)
写真左側(北側)が大阪市立美術館、
右側(南側)は先程ご紹介した旧黒田藩屋敷長屋門(黒田門)です。
ここを奥に進んでいくと「慶沢園」の南門があります。

大阪市立美術館側から見た旧黒田藩屋敷長屋門(黒田門)
(2017.5.2撮影)

「慶沢園」の南門(2017.5.2撮影)
慶沢園
慶沢園は、天王寺公園内にある純日本風の庭園です(林泉回遊式庭園)。
大正15年(1926)、江戸時代からの大阪の豪商・住友家から大阪市へ寄贈されました。
庭園の設計・施行者は「植治(うえじ)」こと第7代小川治兵衞。
平安神宮神苑、円山公園、無鄰菴など数々の庭園を手掛け、
近代造園のスタイルを確立したと称えられる造園家です。
庭造りは、中央部に大きな池を配置し、築山を築き、その周辺には飛石や橋をめぐらせ、
躍動する水の動きを足下に感じさせてくれる沢渡り(さわたり)の手法が用いられています。
近代的で明るく開放的であり、躍動する水の流れをはじめ
自然を多く取り入れた庭をご堪能いただけます。
また、慶沢園の中には落ち着いた雰囲気の茶室「長生庵」もあり、
お茶会や句会、記念撮影などにご利用いただけます。
(天王寺動物園のHP内の慶沢園・茶臼山のページより)
■開園時間:9:30~17:00(入園は16:30まで)
(5月・9月の土日祝日は18:00まで開園、入園は17:30まで)
■休園日:毎週月曜日(休日にあたる場合は翌平日休)・年末年始(12/29~1/1)等
■入園料:大人150円、小・中学生80円、未就学児無料

「慶沢園」の南門に設置された案内板
(2017.5.2撮影)
慶沢園内部の様子(Google ストリートビューから)
慶沢園内部の様子(Google ストリートビューから)
慶沢園内部の様子(Google ストリートビューから)
慶沢園内部の様子(Google ストリートビューから)
「天王寺公園 170502」次回に続きます。
次回は大阪市立美術館の外観や新世界方面への通路を中心に見ていきます。
- 関連記事
このコメントは管理人のみ閲覧できます