今日は改札内・ホームを中心にご紹介します。
ホーム
ホームは3階にあり、ヨーロッパの鉄道や大阪の私鉄ターミナルに多い
頭端式(櫛形)9面8線の巨大な構造になっています。
これは梅田の阪急梅田駅(10面9線)に次いで、私鉄では日本2位の規模を誇ります。
ホームは1〜9番のりばまであり、
東側の1〜4番のりばに高野線の列車が、
西側の5〜9番のりばに南海本線・空港線の列車が発着します。
ホーム有効長は21m級×10両編成対応(8・9番のりば:8両編成、1番のりば:6両編成対応)となっています。

9番のりば 北端付近より

2番のりば 北端付近より

6番のりば 北端付近より

1番のりば 降車ホーム中ほどより

1〜4番のりば

4〜9番のりば
平日の夕方ラッシュ時ということもあり、1〜9番のりばのほぼすべてのホームに電車が入っていました。

1番のりば降車ホーム 南端付近より
反転フラップ式案内表示機
最近ではめっきり見る機会が減りましたが、南海では今も、
時刻や行先、種別などを案内するための表示板にこのパタパタ式(反転フラップ式案内表示機)を使用しています。

高野線

南海本線・空港線
上記2枚の表示板の写真を見て気づいた方もいると思いますが、
南海本線と高野線で呼び方の異なる種別があります。
南海本線と高野線は、なんばを出発して分岐する岸里玉出まで、線路別複々線を併走しますが、(※1)
線路別複々線区間の今宮戎駅と萩ノ茶屋駅は西側(南海本線側)2線にホームがなく、(※2)
南海本線の電車はすべてこの2駅を通過するので、高野線の最下位種別は「各駅停車」とされているのに対し、
南海本線の最下位種別は「普通」とされています。
※1 南海本線はその先の岸里玉出〜住ノ江まで単独で複々線
※2 阪急の京都線の中津駅と同じ状態
駅名表示板
南海本線・空港線、高野線で、それぞれのラインカラーに色分けされています。

高野線

南海本線・空港線
高野線の次の駅が←今宮戎になっているのに対し、南海本線・空港線の次の駅は←新今宮になっています。
上記の表示板のところでも触れましたが、これは南海本線は今宮戎駅にホームがなくすべての電車が通過するためです。

9番のりばは空港特急の「ラピート」専用のホームとなっています。

9番のりばには、ホーム上にこのような外貨両替ショップもあります。

なんばパークス パークスガーデンからもホームが見えました。
南海なんば駅 次回に続きます。
次回は、この日なんば駅で見た車両のご紹介をします。
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